手すり先行工法

働きやすい安心感のある足場の設置

手すり先行工法の必要性

建設現場の死亡災害の原因のトップが足場からの墜落・転落、飛来落下であることは半世紀余りにわたって変化していません。こうした永年にわたる足場からの悲劇をストップさせる方策が「手すり先行工法」です。働きやすい安心感のある足場の設置であり、この工法は安全の歴史上、画期的なことです。
厚生労働省が策定した「手すり先行工法に関するガイドライン」に定められています。

厚生労働省のガイドラインはこちら

手すり先行工法の種類

手すり先行工法は足場の組立・解体時に常に先行して手すりを設置する方法です。手すりがある状態で安全に作業できるため、足場の設置が必要な建築現場などで手すり先行工法が採用されています.

最上段でも常に外側を手すりで囲まれた状態で作業ができるので、墜落する危険性がなくなります。案全帯を取り付ける手すりがあるため、作業員の転落事故を減らすことが可能です。安全な作業環境を確保することで、作業員も快適に作業を進められます。
また、解体時には最上層の作業床を取り外すまで手すりを残す工法です。

手すり先行工法には現在3種類の工法があります。

建築工事・仮設工事・土木工事の足場組立 静岡県袋井市

①手すり先送り方式

手すり先送り方式とは、足場の組み立てや解体、変更の際に行われる方式です。足場の最上段に作業床を設置する際に手すり先送り方式を利用します。
最上段まで伸びた支柱にスライド式の手すりを取り付けていきます。手すりは最上段まで取り付け、しっかりと固定します。手すり先送り方式は作業しやすい姿勢で設置できるため、体への負担も軽減できます。

②手すり据置方式

手すり据置方式は、手すり先送り方式と同様に足場の組み立てや解体、変更の際に行われる方式です。
最上段を設置する前に、据え置き型の手すりや手すり枠を持ち上げて、ホルダーに取り付けながら設置します。足場の片側のみに設置されるケースが多いです。

③手すり先行専用足場方式

手すり先行専用足場方式は、最上段に作業床を設置する前に手すり機能を持つ部材を設置する方法です。最上段の一段下の端から順番に設置していきます。
手すり先行専用足場方式で使用される手すりには、手すりが建わくと一体になっているタイプと、専用の建わくと手すりわくとの組み合わせによるタイプの2種類が主です。

 

岡村総建では、「手すり先行工法」を用いて、施工現場の状況に応じて常に安全な足場をご提案いたします。
また、足場に付随する落下防止用ネットの設置や、その他さまざまな安全対策工事も行います。

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